「赤坂のマンション、いくらで売れるんだろう?」そう気になっている方へ。国土交通省の2025年成約データ(60件)をもとに、相場をまとめました。結論から言うと、中央値は1億8,000万円。坪単価は約1,000万円/坪という、都心でも突出したエリアです。
※ 本記事のデータは国土交通省「不動産取引価格情報」に掲載された成約事例のみを集計したものです。非公開の取引は含まれません。
調査概要
データ出典
国土交通省 不動産取引価格情報
調査期間
2025年 第1〜第4四半期
対象エリア
赤坂(港区)
対象物件
中古マンション等(1LDK以上)
有効件数
60件
価格指標
中央値(※)
※ 中央値とは、データを小さい順に並べたときの真ん中の値です。一部の超高額物件に引っ張られる平均値より、実態に近い数字が出やすいためこちらを使っています。
赤坂エリア全体の売却相場
まず全体感をつかんでもらいたいと思います。
成約価格(中央値)
1億8,000万円
坪単価(中央値)
約992万円/坪
価格レンジ
4,200万〜8億円
面積(中央値)
60㎡
坪単価約1,000万円という数字、かなりインパクトがありますよね。同じ港区の麻布エリアの売却相場や白金の売却相場と比べても、赤坂は「ビジネス立地×高級住宅」が混在するエリアらしい値動きが出ています。
一方で下限は4,200万円。旧耐震・小面積帯の物件も含まれるので、レンジは広いです。「自分の物件がどこに当てはまるか」は、後半の間取り別・築年別データを参考にしてみてください。
間取り別の売却相場
間取り別に見ると、価格帯がかなりはっきり分かれます。
| 間取り | 件数 | 成約価格(中央値) | 面積(中央値) | 坪単価(中央値) |
|---|---|---|---|---|
| 1LDK | 28件 | 1億2,000万円 | 50㎡ | 約862万円/坪 |
| 2LDK | 21件 | 2億5,000万円 | 75㎡ | 約1,102万円/坪 |
| 3LDK | 4件 | 3億2,500万円 | 90㎡ | 約1,139万円/坪 |
3LDKは件数が4件と少ないため、参考値としてご覧ください。統計的な信頼度は1LDK・2LDKに比べて低くなります。
1LDKが28件と最も取引が多く、赤坂らしい「投資・居住両用」のコンパクト物件の需要の高さが見えます。2LDKになると坪単価が一気に上がり、1,100万円超え。70〜80㎡クラスのファミリー向けは、赤坂でも引き合いが強いエリアです。
麻布・赤坂・六本木の相場をまとめて比較したい方は麻布・赤坂・六本木の売却相場比較【2025年最新】もあわせてご覧ください。
面積帯別の売却相場
「㎡数でいくらが相場?」という視点でも整理しました。
面積が広くなるほど当然価格も上がりますが、注目したいのは80㎡以上の層に19件もある点です。ファミリー向けの大型物件も赤坂では一定数取引されていることがわかります。
「自分の物件の㎡数はどこに入る?」と当てはめながら読んでもらえると、より実感がつかみやすいと思います。
築年別の売却相場
築年数によって価格は大きく変わります。特に「旧耐震か新耐震か」は売却価格を左右する重要ポイントです。
| 築年区分 | 件数 | 成約価格(中央値) |
|---|---|---|
| 旧耐震(〜1980年) | 10件 | 7,400万円 |
| 1981〜1999年 | 2件 | 1億7,000万円(参考値) |
| 2000〜2009年 | 29件 | 2億3,000万円 |
| 2010年以降 | 19件 | 1億7,000万円 |
1981〜1999年の件数は2件のみです。参考程度にご覧ください。
最も取引が多く、最も高値がついたのは2000〜2009年築(29件、中央値2億3,000万円)。赤坂の高級マンション供給が盛んだった時期の物件が、今もっとも流通しています。
旧耐震(1980年以前)は中央値7,400万円と、新耐震と比べて大きく差がつきます。ただし赤坂の旧耐震はリノベーション需要もあり、立地の強さで一定の引き合いがあるのも事実です。
2010年以降の新築物件が旧耐震より高いのは当然ですが、2000年代より中央値が低くなっているのは、物件規模やグレードの違いによるものです。
赤坂エリアの特徴と、高値がつきやすい物件
相場の数字だけでなく、「なぜ赤坂は高いのか」「どんな物件が強いのか」も整理しておきたいと思います。
赤坂エリアの強み
複数路線が使える交通利便性
東京メトロ千代田線(赤坂駅)と銀座線・丸ノ内線(赤坂見附駅)が徒歩圏に。都心主要エリアへのアクセスがよく、外資系企業や大使館関係者の需要が安定しています。
大使館・迎賓館が集まる国際的な街
赤坂御用地、迎賓館、各国大使館が周辺に多く、外国籍のバイヤー・テナント需要が厚いエリアです。国際的な知名度が高く、海外からの問い合わせも入りやすい特徴があります。
売却で高値がつきやすい物件の特徴
2000年以降の新耐震・高層物件
データでも2000〜2009年築が最多・最高値。高層階・眺望ありの物件は特に強い傾向があります。
50〜75㎡ / 1LDK〜2LDK
取引の約8割がこのゾーン。流動性が高く、売り出してから買い手がつくまでのスピードが比較的早いです。
セキュリティ・コンシェルジュ付きのブランドマンション
外国籍バイヤーや法人需要はセキュリティ水準を重視します。管理体制が整った物件はプレミアムがつきやすいです。
売却を検討するなら、マンション売却の流れも事前に確認しておくと、スムーズに動けます。また、査定額がなぜ会社によって違うのかを理解しておくと、複数社への査定依頼で迷わなくなります。
よくある質問
Q. 赤坂のマンションは売れやすいですか?
港区赤坂は需要の厚いエリアです。特に1LDK・2LDKの新耐震物件は流動性が高く、適正価格で出せば3〜6ヶ月以内に成約するケースが多いです。ただし旧耐震や管理状態が悪い物件は時間がかかることもあります。
Q. 旧耐震マンションでも売れますか?
売れます。ただし価格面での調整は必要です。今回のデータでも旧耐震の中央値は7,400万円と新耐震より大きく下がっています。リノベーション済みの場合はプラス評価になることも。査定額の差が生まれる理由を読んでおくと、現実的な価格感をつかみやすいです。
Q. 1億8,000万円という中央値は高すぎると感じますが、自分の物件も同じくらいで売れますか?
中央値はあくまで全体の真ん中の値です。間取りや築年数によって価格帯は大きく異なります。1LDKなら中央値1億2,000万円、2LDKなら2億5,000万円が目安。まずは自分の物件のスペックで絞り込むことが大事です。
Q. 赤坂と麻布・白金では売却相場はどう違いますか?
Q. 売却益に税金はかかりますか?
かかります。ただし、マイホームを売った場合は3,000万円特別控除が使えるケースがあります。赤坂のような高額物件だと、税額のインパクトも大きくなるため、早めに確認しておくことをおすすめします。
Q. 媒介契約は専任と一般、どちらがいいですか?
どちらが正解というわけではなく、物件の条件や売却のスケジュール感によって変わります。媒介契約の種類と選び方で詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
Q. 住み替えも検討しています。売却と購入、どちらを先にすべきですか?
資金計画によって判断が変わります。売り先行か買い先行かの基準はマンション住み替えの資金計画で整理しています。赤坂のような高額物件は、資金の動きが大きくなるため、早い段階でシミュレーションしておくと安心です。
Q. 外国籍のバイヤーへの売却は難しいですか?
赤坂は外国籍バイヤーの需要が比較的厚いエリアです。ただし手続きや契約の流れが日本人と異なる場合があり、対応経験のある不動産会社を選ぶことが大切です。シンプルエストは港区の高級マンション売買を専門に扱っており、外国籍バイヤーとの取引実績もあります。
あわせて読みたい
赤坂のマンション売却、まずはご相談ください。
査定・相談無料 · 売却専任担当が対応
