白金の中古マンション売却相場【2025年最新】白金・白金台アドレス別データで解説

「白金のマンション、今売るといくら?」2025年の成約データで整理しました。国土交通省の不動産情報ライブラリとレインズマーケットインフォメーションの2ソースをもとに、白金ザ・スカイの影響も正直に含めながら、売主目線で解説します。

※掲載データはサンプルベースであり、同期間の全取引を網羅するものではありません。個別物件の査定額とは異なります。

白金エリアの売却市場の特徴

白金(港区白金・港区白金台)は都内でも売却しやすいエリアのひとつです。プラチナ通りの銀杏並木・自然教育園・白金小学校の学区という代替できない住環境が、継続的な需要を支えています。

売却市場の3つの特徴:①学区目的のファミリー需要が年間を通じて安定している ②白金台は築古でも価格が落ちにくく、売り急ぐ必要がない物件が多い ③白金ザ・スカイの大量供給が既存マンションの希少性を相対的に高めている

白金ザ・スカイが売却相場に与える影響

2025年の港区白金データ111件のうち、白金ザ・スカイの成約事例が26件(約23%)を占めています。売却を検討している方は、自分の物件がタワー系か低層・既存系かによって、比較すべき相場が変わります。

売却目線での整理:
白金ザ・スカイ含む全体の坪単価中央値:814万円/坪
白金ザ・スカイ除外の坪単価中央値:705万円/坪

低層レジデンスや既存マンションを売却する場合、タワマン相場を基準にすると査定が乖離することがあります。自分の物件の坪単価帯を確認した上で、適切な価格設定をすることが重要です。

間取り別の売却相場(2025年)

中央値が実際の売却期待値の目安になります。白金ザ・スカイ除外後の数字が、既存マンション売却時の参考値として現実的です。

港区白金(国交省・2025年・1LDK以上)

間取り 件数(全体) 中央値(全体) 中央値(ザ・スカイ除外) 成約レンジ(除外後)
1LDK 43件 9,000万円 8,700万円 4,800〜2億7,000万円
2LDK 50件 1億9,500万円 1億6,000万円 6,800〜4億8,000万円
3LDK 18件 3億1,500万円 3億円 1億5,000〜7億円

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年 港区白金 中古マンション等)

港区白金台(国交省・2025年・1LDK以上48件)

間取り 件数 中央値 成約レンジ
1LDK 18件 7,350万円 5,200〜1億8,000万円
2LDK 21件 1億4,000万円 5,700〜5億円
3LDK 8件 1億8,500万円 1億1,000〜3億2,000万円

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年 港区白金台 中古マンション等)

レンジが広い理由:白金・白金台ともに、駅距離・築年数・管理状態・坪単価帯によって価格が大きく変わります。「平均」より「自分の物件がどの帯に入るか」を確認することが、適正な売り出し価格設定への近道です。

築年数別の売却価格傾向

港区白金(白金ザ・スカイ除外・85件)

築年帯 件数 中央値 売却時のポイント
築5年以内 3件 4億7,000万円 超少数サンプル。参考値
築6〜15年 23件 2億1,000万円 管理状態が価格に直結
築16〜25年 41件 1億3,000万円 最多流通帯。買主層が厚い
築26〜35年 9件 1億3,000万円 低層ヴィンテージ需要で下支え
築46年以上 6件 7,750万円 旧耐震。買主融資条件に注意

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年 港区白金 中古マンション等)

港区白金台(48件)

築年帯 件数 中央値 売却時のポイント
築5年以内 5件 1億8,000万円 築浅プレミアムで売りやすい
築6〜15年 11件 1億5,000万円 管理状態が価格に直結
築16〜25年 8件 1億650万円 新耐震×広め。実需層に人気
築26〜35年 3件 1億6,000万円 サンプル少。参考値
築36〜45年 11件 1億5,000万円 立地ブランドで価格維持しやすい
築46年以上 10件 7,350万円 旧耐震。買主融資条件に注意

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 成約価格情報(2025年 港区白金台 中古マンション等)

白金台の売却強み:築36〜45年帯の中央値が1億5,000万円と築6〜15年と同水準です。自然教育園・白金小学校学区という代替できない住環境が、築年数による価格下落を抑えています。「古いから安く売らざるを得ない」とは限らないエリアです。
新耐震(1982年以降築)の中央値は白金1億4,000万円・白金台1億5,000万円。旧耐震(1981年以前築)は白金7,750万円・白金台8,850万円。旧耐震物件は買主の住宅ローンに制約が生じやすいため、売却戦略として現金購入層・投資目的層を想定した価格設定が有効です。

売却で損をしないために確認すべき3つのポイント

1

白金ザ・スカイと比較されることを前提に価格設定する

白金高輪駅周辺の既存マンションを売却する場合、買主は白金ザ・スカイの中古も同時に検討しています。設備・新しさではタワーに劣る部分もありますが、希少性・低層の静けさ・管理状態の良さという強みを価格に反映させることが重要です。「なぜこの物件がザ・スカイより価値があるか」を担当と一緒に整理してから売り出しましょう。

2

リノベ・改装の有無と価格への影響

今回のデータでは、白金(ザ・スカイ除外)で改装なし81件の中央値1億4,000万円に対し、改装済み4件の中央値1億3,250万円と改装なしの方が高い結果でした。白金台でも改装なし41件の中央値1億3,000万円、改装済み7件の中央値1億円と同傾向です。売却前に費用をかけてリノベするのが必ずしも得策ではありません。担当と費用対効果を確認してから判断してください。

3

売り出し価格は「最初の2〜3週間」が勝負

白金の四半期別データでは、Q4(10〜12月)の中央値が1億8,000万円と最も高く、Q2(4〜6月)が1億7,500万円でした。ただしシーズンより「適正価格で出すこと」が最重要です。高すぎる価格で売り出して長期化すると、値下げを繰り返す悪循環に入りやすくなります。最初の2〜3週間が最も反響が集まりやすい時期であることを意識した価格設定が、結果的に高値成約への近道です。

現場からひとこと:白金エリアの売却で「査定額に満足いかない」というご相談をいただくことがあります。多くの場合、タワマン相場と混同した査定か、逆にタワマンと比較されて低く見られているかのどちらかです。低層の既存マンションはタワーとは別の価値軸で評価すべきで、学区・管理状態・立地の希少性を正しく反映させた査定が大切です。

まとめ

  • 港区白金の坪単価中央値は814万円/坪(全体)/ 705万円/坪(白金ザ・スカイ除外)
  • 白金台(港区)の坪単価中央値は681万円/坪
  • 1LDK中央値:白金8,700万円 / 白金台7,350万円(いずれもザ・スカイ除外後)
  • 2LDK中央値:白金1億6,000万円 / 白金台1億4,000万円
  • 白金台は築36〜45年でも中央値1億5,000万円。立地ブランドが価格を下支え
  • 改装なしの方が中央値が高い傾向。売却前リノベは費用対効果を先に確認
  • Q4(秋〜冬)が成約価格のピーク傾向。ただし適正価格での売り出しが最重要

数字はあくまで目安です。「自分の物件が相場のどこに位置するか」は査定を受けて確認するのが一番確実です。

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よくある質問(FAQ)

Q. 白金のマンションは今売り時ですか?

A. 2025年データではQ4(秋〜冬)が成約価格のピーク傾向でしたが、白金・白金台は年間を通じて学区目的のファミリー需要が安定しているエリアです。「タイミングより適正価格」が白金の売却でも重要で、適正価格で出せばシーズンを問わず成約しやすい傾向があります。

Q. 白金ザ・スカイと同じエリアで低層マンションを売る場合、不利になりませんか?

A. 不利にはなりません。むしろ希少性という点では低層の既存マンションの方が優位なケースが多くあります。白金ザ・スカイは総戸数1,247戸と大規模なため、同時期に複数の部屋が売り出されることも少なくありません。低層・管理良好・希少立地という強みを正しく価格に反映させることが大切です。

Q. 売却前にリノベーションした方が高く売れますか?

A. 白金・白金台では必ずしもそうとは言えません。今回のデータでは改装なし物件の中央値の方が高い結果でした。買主側が自分好みにリノベしたいというニーズも多く、費用対効果を担当と必ず確認してから判断することをおすすめします。

Q. 旧耐震の物件でも売れますか?

A. 売れます。白金台の旧耐震でも中央値8,850万円と一定の需要があることはデータが示しています。ただし買主が住宅ローンを使う場合、借入期間が短くなる・フラット35が使えないなどの制約が出やすく、現金購入層や投資目的の買主が中心になります。価格設定と売却先の想定を含めた戦略が必要です。

Q. 白金と白金台、売却しやすいのはどちらですか?

A. どちらも需要は安定していますが、買主層が異なります。白金高輪駅周辺(港区白金)は都市利便性・タワー感度の高い層、白金台駅周辺(港区白金台)は学区・自然環境を重視するファミリー層が多い傾向です。ご自身の物件の立地・間取り・価格帯に合った買主層を想定した売却戦略が重要です。

※本記事のデータは国土交通省 不動産情報ライブラリおよびレインズマーケットインフォメーションのサンプルです。同期間の全取引を網羅するものではなく、個別物件の査定額とは異なります。詳細はお問い合わせください。

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