中目黒の中古マンション売却相場はいくら?2025年成約データ97件で調べてみた

本記事のデータは国土交通省「不動産取引価格情報・成約価格情報」(2025年第1〜第4四半期)をもとに集計しています。中目黒駅最寄りの中古マンション取引のうち、実需向けの1LDK・2LDK・3LDKに絞った97件を対象としています。届出・公開された取引の一部であり、すべての取引を網羅したものではありません。

「中目黒のマンション、売ったらいくらになるの?」——目黒川沿いのおしゃれなイメージから「高そう」と思われがちな中目黒ですが、3,000万円台の物件もあれば6億円の物件もある。幅が広すぎてよくわかりませんよね。今回は国土交通省が公開している2025年の実取引データをもとに、中目黒駅エリアの中古マンション成約相場を整理しました。「実際に売れた値段」に近い数字を一緒に見ていきましょう。

01. まず結論——中目黒1LDK以上の相場感

中央値

9,800万円

坪単価(中央値)

589万円/坪

対象件数

97

01

1LDK

約5,700万円

02

2LDK

約1億2,000万円

03

3LDK

約1億6,000万円

平均値は1億1,509万円ですが、高額物件に引き上げられています。「中央値」のほうが実態に近い数字です。中央値とは、取引を安い順に並べたときにちょうど真ん中にくる値のこと。極端な物件に左右されないので、相場感をつかむのに向いています。

02. 1LDKと2LDKで6,300万円の差——間取り別の現実

間取り 件数 中央値 坪単価(中央値)
1LDK 35件 5,700万円 455万円/坪
2LDK 42件 1億2,000万円 645万円/坪
3LDK 20件 1億6,000万円 619万円/坪

1LDKの中央値5,700万円に対して、2LDKは1億2,000万円と一気に跳ね上がります。差が6,300万円。「1LDKは手が届く・2LDKは別世界」という構造が中目黒の特徴です。坪単価では2LDK(645万円/坪)が3LDK(619万円/坪)より高い点も注目です。3LDKは面積が広い分、単価が少し落ち着く傾向があります。

03. 「東山」vs「青葉台」——同じ駅で2.6倍変わる

地区 件数 中央値
東山 18件 1億6,000万円
上目黒 29件 1億2,000万円
中目黒 38件 9,400万円
青葉台 11件 6,200万円

最も高い東山が1億6,000万円、最も低い青葉台が6,200万円。同じ中目黒駅最寄りで2.6倍の差があります。東山は目黒川の南側に広がる高台の住宅街。低層の高級マンションが多く、静かで落ち着いた住環境が高値を支えています。「中目黒アドレス」は9,400万円と意外に抑えめ。川沿いのカフェ・ショップが立ち並ぶエリアですが、商業地域や築古物件も混在するためです。青葉台は代官山駅にも近く6,200万円。「少し予算を抑えたい」方に検討しやすい地区です。

04. 築年数が価格に与えるインパクト

築年代 件数 中央値
〜1981年(旧耐震) 23件 5,300万円
1982〜1989年 16件 5,950万円
1990年代 14件 1億円
2000年代 11件 1億9,000万円
2010年代 27件 1億5,000万円
2020年代 6件 1億5,000万円

旧耐震(1981年以前)の中央値が5,300万円。2000年代になると1億9,000万円で3.6倍の開きがあります。2000年代が2010年代・2020年代より高いのは、件数が11件と少なく東山など高級住宅地の大型マンションが含まれるためと考えられます。

旧耐震物件の注意点:5,000万円台で中目黒を探すと旧耐震・築古が多く出てきます。フラット35が使えないケース、銀行によってローン審査条件が変わるケース、将来の耐震補強費用がかかる可能性など、「安い=お得」とは単純に言えません。売却時も買主の融資条件が制限されやすく、流動性に影響することがあります。

05. 改装済みと未改装で1.6倍の差

改装済み(12件)

9,250万円

中央値

未改装(13件)

5,600万円

中央値

改装済みが9,250万円、未改装が5,600万円で約1.6倍の差があります。未改装物件に旧耐震・築古が多く含まれているためです。未改装を安く買ってリノベするという戦略は中目黒でも有効です。5,600万円の物件にリノベ費用1,000〜2,000万円を足しても、改装済みの9,250万円より安くなる計算。ただし旧耐震かどうかの確認は必須です。

06. 売却前に確認しておきたいこと

1

地区まで絞って査定を依頼する

東山(1億6,000万円)と青葉台(6,200万円)では2.6倍の差があります。「中目黒エリア」でざっくり相場を見ても実態と乖離します。まず自分の物件がどの地区に属するかを確認した上で査定を依頼することが重要です。

2

旧耐震物件は買主のローン条件を事前に確認

旧耐震(1981年以前築)の物件は買主がフラット35を利用できないケースがあり、購入できる層が絞られます。売却前に金融機関に確認しておくことで、売却活動の戦略が立てやすくなります。

3

1LDKから2LDKへの住み替えコストを念頭に

1LDKと2LDKの中央値差は6,300万円。「1LDKを売って2LDKに住み替え」を考えている方は、売却価格と購入コストの差を見込んだ資金計画を立てておくと安心です。

4

このデータはあくまで「参考」として使う

今回の97件は届出・公開された取引の一部です。個別物件の査定は実際の専門家に相談するのが一番確実です。

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よくある質問(FAQ)

Q. 中目黒の中古マンションの売却相場はいくらですか?

A. 2025年の成約データ(97件)では中央値9,800万円です。間取りによって1LDKは約5,700万円、2LDKは約1億2,000万円、3LDKは約1億6,000万円と大きく異なります。

Q. 地区によって相場は変わりますか?

A. 大きく変わります。東山(1億6,000万円)と青葉台(6,200万円)では2.6倍の差があります。まず自分の物件の地区を確認した上で相場を参照することをおすすめします。

Q. 築年数が古いと売却価格はどのくらい下がりますか?

A. 旧耐震(1981年以前)の中央値が5,300万円、2000年代築が1億9,000万円と3.6倍の差があります。ただし地区・リノベーション状況・管理状態によって個別の差は大きいため、査定で確認するのが確実です。

Q. リノベーション済みにした方が高く売れますか?

A. 今回のデータでは改装済み(9,250万円)が未改装(5,600万円)より高い結果でした。ただしリノベーション費用と売却価格の差を踏まえた判断が必要です。まずは現状のまま査定を受けることをおすすめします。

Q. シンプルエストで中目黒の売却相談はできますか?

A. はい。中目黒・目黒エリアの売却サポートに対応しています。実取引データをもとにした査定と、地区・築年数・管理状態を踏まえたご提案が可能です。

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